径12.2cm 小皿 色絵「丸文」 明治〜大正期 5客セット

価格: ¥8,800 (税込)
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径12.2cm×高さ2.5cm
色絵(〈注1〉参照 )「丸文」(〈注2〉参照 )の小皿5客セットです。
見込中心に「宝珠」(〈注3〉参照 )、その廻りに「鶴」(〈注4〉参照 )の「丸文」が描かれています。丸文の一種は「松喰鶴(〈注5〉参照 )」の「向かい鶴(〈注6〉参照 )」になっています。
5客の内1客の口辺に欠けがあります(写真参照)。その他には大きな傷みはありません。

〈注1〉色絵 : 釉薬をかけて焼いた陶磁器に、赤・緑・黄・紫・青などの上絵付をして、低火度で焼き付けたもの。
〈注2〉丸文 : 丸い形の模様の総称。中国の祥瑞に多く見られ、その影響を受けて日本でも古くから多く使われている。
〈注3〉宝珠 : 願いを叶える霊妙をもつ珠。
〈注4〉鶴 : 亀と共に長寿の象徴であり、吉祥の鳥とされ、その模様は古くから様々な工芸品に用いられた。
〈注5〉松喰鶴 : 若松の小枝をくわえる鶴の模様。旧約聖書の「ノアの方舟」で、方舟からノアが放った鳩がオリーブの小枝をくわえて戻ってきたことで大洪水が収まったことを知ったという話から、「オリーブをくわえた鳩」は生命復活の象徴とされます。その話がやがて東方に伝わり、日本では「松喰鶴」が吉祥の模様として定着したともいわれています。
〈注6〉向かい鶴 : 鶴は雌雄一対で行動することから図案化されたもの。

参考文献
「伊万里の模様」理工学社

《この商品の状態》 A〜Bランク
Sランク:新品・未使用品・未使用同等品。
Aランク:僅かに使用感はあるがとても綺麗な品。
Bランク:使用感はあるが時代を経た物としては良い状態、十分ご使用いただける品。
Cランク:使用感が目立つが、ご使用いただける品。
Dランク:参考品。使用するには、金接ぎなど直しが必要な品。
※古い物は現代の品物とは違って規格が揃っておらず、窯キズ(窯から出る前にできた、降りものや成形の不完全さによる欠点。古い陶磁器の場合一般にはキズとみなさない。場合により景色として喜ばれたり、欠点として減点の対象となったりする。)があることもあります。キズを含めた状態はできる限り詳細に記載しておりますが、写真もあわせてご参照ください。


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