明治後期～昭和初期
径13.5cm×高さ2.7cm
色絵（〈注1〉参照 ）「鳳凰文」の小皿２客セットです。
見込中心に「円形羊歯文」（〈注2〉参照 ）、その廻りに「鳳凰」（〈注3〉参照 ）「宝珠」「飛雲」が描かれています。
窯キズ（〈注4〉参照 ）はありますが、状態は良好です。

〈注1〉色絵 : 釉薬をかけて焼いた陶磁器に、赤・緑・黄・紫・青などの上絵付をして、低火度で焼き付けたもの。
〈注2〉羊歯文 : 円形羊歯文は18世紀中ごろから皿や猪口の見込模様として現れる。
〈注3〉鳳凰 : 古代中国で、麟・亀・龍と共に四瑞とされる。梧桐に宿り、竹の実を食し醴泉の水を飲む。
〈注4〉窯キズ : 窯から出る前にできた、降りものの跡など。窯出し後にできた一般なキズとは区別される。

参考文献
「伊万里の模様」理工学社
「和骨董の買い方選び方」成美堂出版


《この商品の状態》　Ａランク
Ｓランク：新品・未使用品・未使用同等品。
Ａランク：僅かに使用感はあるがとても綺麗な品。
Ｂランク：使用感はあるが時代を経た物としては良い状態、十分ご使用いただける品。
Ｃランク：使用感が目立つが、ご使用いただける品。
Ｄランク：参考品。使用するには、金接ぎなど直しが必要な品。
※古い物は現代の品物とは違って規格が揃っておらず、窯キズ（窯から出る前にできた、降りものや成形の不完全さによる欠点。古い陶磁器の場合一般にはキズとみなさない。場合により景色として喜ばれたり、欠点として減点の対象となったりする。）があることもあります。キズを含めた状態はできる限り詳細に記載しておりますが、写真もあわせてご参照ください。