大正~昭和初期頃
径13.2cm×高さ2.5cm
印判(〈注1〉参照 )、「波に千鳥(〈注2〉参照 )・宝舟(〈注3〉参照 )模様」小皿2客セットです。
窯キズ(〈注4〉参照 )がありますが、擦れもほぼ無くその他の傷みはありません。
〈注1〉印判(銅版転写による) : 銅版で紙に科学呉須(ベロ藍)で絵柄を転写し、それが乾かないうちに紙を器面に押し当てて転写する方法。明治の中頃に始まる。
〈注2〉波に千鳥 : 大波小波も一緒に乗り越えていくという意味から、夫婦円満、家内安全を表す縁起のよい文様。また、千鳥=千取りという語呂合わせから、勝運祈願、目標達成の意匠としても使われることもある。
〈注3〉宝船 : 珊瑚・金銀・宝石など様々な宝物が積み込まれたお目出度い縁起のよい文様。
〈注4〉窯キズ : 窯から出る前にできた、降りものや成形の不完全さによる欠点。古い陶磁器の場合一般にはキズとみなさない。場合により景色として喜ばれたり、欠点として減点の対象となる。
《この商品の状態》 Aランク
Sランク:新品・未使用品・未使用同等品。
Aランク:僅かに使用感はあるがとても綺麗な品。
Bランク:使用感はあるが時代を経た物としては良い状態、十分ご使用いただける品。
Cランク:使用感が目立つが、ご使用いただける品。
Dランク:参考品。使用するには、金接ぎなど直しが必要な品。
※古い物は現代の品物とは違って規格が揃っておらず、窯キズ(窯から出る前にできた、降りものや成形の不完全さによる欠点。古い陶磁器の場合一般にはキズとみなさない。場合により景色として喜ばれたり、欠点として減点の対象となったりする。)があることもあります。キズを含めた状態はできる限り詳細に記載しておりますが、写真もあわせてご参照ください。