明治〜昭和初期頃
径11.1cm×高さ2.4cm(凡その大きさです。)
印判(〈注1〉参照 )「牡丹師子文(〈注2〉参照 )」の小皿2客セットです。
割れ欠けのような傷みはなく、状態は良好です。
〈注1〉印判 : 紙に銅版転写した図柄を器に焼き写す技法。
〈注2〉牡丹 : 日本へは奈良~平安時代の初期頃に薬用として中国から伝来し、江戸時代には品種も豊富となり栽培が流行した。中国ではその花の豪華さから富貴の象徴とされた。
獅子 : ライオンのことだが、古くは猪・鹿と区別するために唐獅子とも呼ばれた。中国磁器には古くから盛んに描かれ、伊万里でも数は少ないが初期から描かれている。
参考文献
「古伊万里の模様」理工学社
《この商品の状態》 Bランク
Sランク:新品・未使用品・未使用同等品。
Aランク:僅かに使用感はあるがとても綺麗な品。
Bランク:使用感はあるが時代を経た物としては良い状態、十分ご使用いただける品。
Cランク:使用感が目立つが、ご使用いただける品。
Dランク:参考品。使用するには、金接ぎなど直しが必要な品。
※古い物は現代の品物とは違って規格が揃っておらず、窯キズ(窯から出る前にできた、降りものや成形の不完全さによる欠点。古い陶磁器の場合一般にはキズとみなさない。場合により景色として喜ばれたり、欠点として減点の対象となったりする。)があることもあります。キズを含めた状態はできる限り詳細に記載しておりますが、写真もあわせてご参照ください。